有給休暇を使い切るのは３人に１人らしい・・・

皆さんは有給休暇を全部使ってますか？

使い切れない人がほとんどじゃないですか？

ちなみに国の調査では3人に1人しか完全消化してないという結果だったらしいです。

というか、逆に3人に1人も完全消化してるって結果に正直びっくりです。

ただ、他の国に比べると全然少ないらしいです。

やっぱり日本人は働き過ぎなんですね。

案外、日本人で完全消化してる人って、体壊して病欠で使い切ってるだけなんじゃ・・・

とりあえず、なぜ日本人が有給休暇を取らない(取れない)のか調べてみました。

有給休暇が取りづらい雰囲気がただよっている

この雰囲気の発生源は、日本人の「必要以上に周囲に合わせようとしてしまう」習性によるものらしいです。

例えば、職場で有給休暇を取得したいと思ったとします。

でも同僚が有給休暇も使わずに、毎日忙しく働いています。

そういう状況では自分だけ「有給休暇をとりたい」と言い出しづらいと思ってしまう人が多いようです。

そうやって周囲に合わせて有給休暇を取らないでいると、

組織内に「有給休暇を取らないのが当然」という空気が出来上がります。

その悪循環で雰囲気が出来上がってしまうようです。

スケジュール組み立ての際、有給休暇が考慮されていない

そもそも休む事のできないような仕事のスケジュールや体制を組まされて、

有給休暇を使うタイミングが全然ない、という人も多いようです。

カレンダーで平日になっている日は全て例外なく出勤する、

という状態を前提に仕事の計画が立てられてしまっています。

有給休暇の理由が限定される

家族が熱を出したとか、あるいは自分が体調を崩してしまったなど、止むを得ない理由が無いと、

有給休暇取得の許可が下りない職場もあるようです。

そもそも、何か予定が無ければ休んではいけない、というのも変な話です。

「一日中家で寝ていたい」という理由があっても良いはずです。

有給休暇の本当の常識

有給休暇は法律で労働者に与えられている「権利 」です。

付与された日数については、基本的にいつ取得しても、会社側から文句はいえません。

また、有給休暇を取得する「理由」によって、有給休暇の取得を許可、

却下したりする権利は会社にはありません。

有給休暇をとって、何をしようと本人の自由です。

あるべき姿は、全ての社員が当然のように与えられた有給休暇を全て使い切ることです。

現在のように全部使い切っている方が珍しい、という状況は明らかにおかしいと言えます。

まとめ

かといって、いきなり完全消化は難しいですよね。

でも、こういった間違った風潮が少しでも緩和すれば良いです。

この記事を読んでくださった方々には、自発的に有給休暇を取得するようになって頂きたいと思っています。

どうか、少しでも有給休暇が会社に搾取されることのないよう祈っております。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

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