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ティクトのMキャロ L-7.0gを解体調査し、自作で再現してみた

time 2017/06/08

ティクトのMキャロ L-7.0gを解体調査し、自作で再現してみた

アジングにおいて、個人的に最強だと思っているアイテム、Mキャロ。

その中でも僕が1番好きなのが、L-7.0gというクラスです。

L とはロングスライドの事で、潜水角度が最もエグいやつの事です。

 

7.0gあるから、ただでさえかっ飛ばせるのに、ロングスライドで送り込めば、かなり広範囲を探る事が可能ときてる。

フォールスピードもゆっくりで、レンジを刻みやすい。

重すぎないので、キャロ用のロッドであれば、ほとんどのロッドでキャスト可能。

 

まさに最強のMキャロ。

 

・・・だけど、値段が300円とかなり高め。

 

だから、無くなるのが怖くて使えない事がよくあるんです。

せっかく、優れたアイテムでも、使わなければ意味がない。

これが、安ければ話は別なんですけどね。

 

じゃあ、どうするか。

 

・・・自作しかないでしょ!

 

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自作するにあたりティクトのMキャロを解体調査してみる

Mキャロが、前後のシンカーと発泡剤を組合わせて出来ている事は、よく知られている事だと思います。

かといって、テキトーな重さを組合わせても意味はありません。

 

あくまでも、今回は L-7.0g の自作が目的なのです。

 

という事で、分解してみました。

まず、シンカーの重さですが、ロッド側に3.5g。

そしてジグヘッド側に2.5g。

その間に、直径6〜7mmの発泡剤が入っていました。

 

正直、自分が思っていたバランスと違っていて、驚きました。

解体してみないと分からないものですね。

 

Mキャロ1個(300円)を犠牲にした甲斐がありました。

まあ、量産前の研究・開発費というやつです。

 

材料を用意

解体により、バランスが分かったので、材料を用意します。

 

まず、用意するものはバレットシンカーです。

重さは、1/32oz、1/16oz、1/8oz を用意しました。


 

次に、FIXパイプです。

今回は0.8mmを使います。

シンカーの穴に対して、少し太めを選ぶのがミソです。


次に、発泡剤です。

径が7mmのものを使用します。

 

最後に、マニュキアのトップコート(ダイソー)を用意。


材料は以上となります。

 

作成

まずは、発泡剤を38〜40mmくらいの長さに切っておきます。


次に、FIXパイプの先端を、プライヤーで引っ張って伸ばします。


こうする事で、パイプの先端だけ径が細くなり、シンカーに通るようになります。

また、パイプの根元になるにつれて径が太くなるので、シンカーとの摩擦により、外れにくくなります。

 

 

次に、FIXパイプにシンカーと発泡剤を順番に通して行きます。

ロッド側に1/8oz、ジグヘッド側に1/32oz、1/16ozがくるようにします。

なお、隙間には接着剤を塗布しておきましょう。

 

接着後、パイプを適当な長さに切ります。

 

最後に、マニュキアでコーティングをしていきます。

パイプにコーティング材が入らないように爪楊枝の先端で栓をしましょう。


コーティング剤にキャロを浸けます。


乾燥させます。


乾燥後、爪楊枝を抜いたら完成です。

 

市販品と比べてみても見劣りせず、レトロな感じに仕上がりました!


強度が心配な方は、コーティング剤ではなく、無難な熱収縮チューブを使っても良いかもしれません。


ちなみに僕は、見た目が良いという理由でコーティング剤を採用しました。

まあ、お好みで。

 

で、肝心な値段は?

今回、自作は85円/本で作る事が出来ました。

市販品が300円/本という事を考えると、かなり安くなりました。

 

やはり、自作は安いです!

そして何より 楽しい!

 

皆さんも、Mキャロ自作に挑戦してみてはどうでしょうか?

 

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プロフィール

 

福岡 賢(ふくおか さとる)

 

33歳サラリーマン→1年間の育児休業中→在宅ワークと育児に奮闘中。夢はWebプログラマー



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