2017/08/26
アジングにおいて、個人的に最強だと思っているアイテム、Mキャロ。
その中でも僕が1番好きなのが、L-7.0gというクラスです。
L とはロングスライドの事で、潜水角度が最もエグいやつの事です。
7.0gあるから、ただでさえかっ飛ばせるのに、ロングスライドで送り込めば、かなり広範囲を探る事が可能ときてる。
フォールスピードもゆっくりで、レンジを刻みやすい。
重すぎないので、キャロ用のロッドであれば、ほとんどのロッドでキャスト可能。
まさに最強のMキャロ。
・・・だけど、値段が300円とかなり高め。
だから、無くなるのが怖くて使えない事がよくあるんです。
せっかく、優れたアイテムでも、使わなければ意味がない。
これが、安ければ話は別なんですけどね。
じゃあ、どうするか。
・・・自作しかないでしょ!
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自作するにあたりティクトのMキャロを解体調査してみる
Mキャロが、前後のシンカーと発泡剤を組合わせて出来ている事は、よく知られている事だと思います。
かといって、テキトーな重さを組合わせても意味はありません。
あくまでも、今回は L-7.0g の自作が目的なのです。
という事で、分解してみました。
まず、シンカーの重さですが、ロッド側に3.5g。
そしてジグヘッド側に2.5g。
その間に、直径6〜7mmの発泡剤が入っていました。
正直、自分が思っていたバランスと違っていて、驚きました。
解体してみないと分からないものですね。
Mキャロ1個(300円)を犠牲にした甲斐がありました。
まあ、量産前の研究・開発費というやつです。
材料を用意
解体により、バランスが分かったので、材料を用意します。
まず、用意するものはバレットシンカーです。
重さは、1/32oz、1/16oz、1/8oz を用意しました。
次に、FIXパイプです。
今回は0.8mmを使います。
シンカーの穴に対して、少し太めを選ぶのがミソです。
径が7mmのものを使用します。
最後に、マニュキアのトップコート(ダイソー)を用意。
作成
まずは、発泡剤を38〜40mmくらいの長さに切っておきます。
次に、FIXパイプの先端を、プライヤーで引っ張って伸ばします。
こうする事で、パイプの先端だけ径が細くなり、シンカーに通るようになります。
また、パイプの根元になるにつれて径が太くなるので、シンカーとの摩擦により、外れにくくなります。
次に、FIXパイプにシンカーと発泡剤を順番に通して行きます。
ロッド側に1/8oz、ジグヘッド側に1/32oz、1/16ozがくるようにします。
なお、隙間には接着剤を塗布しておきましょう。
接着後、パイプを適当な長さに切ります。
最後に、マニュキアでコーティングをしていきます。
パイプにコーティング材が入らないように爪楊枝の先端で栓をしましょう。
市販品と比べてみても見劣りせず、レトロな感じに仕上がりました!
強度が心配な方は、コーティング剤ではなく、無難な熱収縮チューブを使っても良いかもしれません。
ちなみに僕は、見た目が良いという理由でコーティング剤を採用しました。
まあ、お好みで。
で、肝心な値段は?
今回、自作は85円/本で作る事が出来ました。
市販品が300円/本という事を考えると、かなり安くなりました。
やはり、自作は安いです!
そして何より 楽しい!
皆さんも、Mキャロ自作に挑戦してみてはどうでしょうか?
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